* 宙組「神々の土地」感想

宙組公演「神々の土地/クラシカルビジュー」を観てきました。

 

まぁくんの退団公演です。

まぁくん×上田久美子先生の「翼ある人びと」が好きだった身としては、色々と思い入れがあります。

 

お話はロシア革命前夜、ラスプーチン暗殺を題材としています。

 

感想ですが、史実からわかってたけど、・・・救われないなあと。

あの人もあの人もみんな亡くなっちゃうのか・・・と。

特に皇帝とか凄くいい人そうだったけど、革命で一家銃殺になっちゃいますし。

 

あとツッコミたいんですけど、真風くん演じるユスポフが特に何もしてねえええ!!

暗殺計画に絡んでくるのかと思いきや、そうでもなかったし(笑)

ラストで車で送ってくれたぐらいか?(←ひどい)

一応ドミトリーの親友という設定のはずなのですが、ユスポフからドミトリーへの思いが強すぎて(笑)、ドミトリーからユスポフへの信頼とか友情はあまり感じなかったのですよね。

まあ、ママに「片想い」とか言われちゃいますしね。何なんだ一体。

 

まぁくんはひたすら軍服がカッコよかったです。

ドミトリーはなかなか難しい役だなあと思います。

何を考えているのかが掴み切れない人物というか。

彼の心にまずあるのは憂国の想いとイリナへの想いなのでしょうけどね。

うららちゃんのイリナはひたすら美しかったです。

 

演者で印象に残ったのはすっしーさんの皇太后、りんきらの皇后ですかね。

すっしーさんは女役でも声がそのままでしたが、迫力があったと思います。

りんきらは上手くて普通に女役の人に見えました。

皇后の心の闇が垣間見える演技は凄かったです。

 

あと、愛ちゃんのラスプーチンは普通に怖かった。

撃たれても刺されても死なないのは恐怖でした。

ラスプーチンが連れている狂信者の女性二人も怖すぎたし。

 

まどかちゃんオリガは前半はコミカルなシーンもあり、酒場でドミトリーの同僚に言いたいことを言うシーンが面白かったです。

っていうか、瑠風くんとりくくんがフルボッコであきさんだけ「特に何もない」とか差別だ(笑)

あきさんは恋人がいるんですが、今回も悲しい結末に・・・(悲劇が似合うとはいえ辛い)

 

あとはずんちゃんが結構いい役でしたかね。

農民たちを扇動するずんちゃんの背後にラスプーチンの幻影が現れる場面は意味を考えると少し恐ろしいです。

 

農民たちとの銃撃戦は迫力がありましたが凄惨でした。

やはりロシアってあの土地と歴史が陰鬱とは切っても切り離せないというか。

 

そんなわけで、なかなかに暗くて切なくて、少し難解な部分もあり、賛否両論な感じもある作品だなあと思いました。

私もなかなか自分の中で昇華しきれてないところとかがあるんですよね。

まだ何回か観るので、色々と解釈が広がるといいなーと思います。

2017.08.20 Sunday | 宝塚 | comments(0)
* わちゃわちゃラブコメディ@All for One雑感

月組『All for One』を観に行ってきました〜。

 

内容は三銃士をベースにしたラブコメディなお話でした。

ストーリーはベタですけど、ギャグがいっぱいで明るくハッピーにまとまるので楽しかったです。

立ち回りも迫力ありましたしね。

以下、簡単にキャラクターの感想。

 

真面目なダルタニアン@たまきちくん

硬派でエースタイプの銃士。

ちゃぴちゃんとのラブコメが可愛い。

壁ドーンのドーンの音には吹いたww

 

太陽王ルイ14世@ちゃぴちゃん!

これはちゃぴちゃんにしかできない役ですね。

ネタバレですが、バレエが好きな王さまで実は女の子。

男モードと女モードの切り替えが楽しかったです。

 

アトス@宇月さんは渋くてカッコいい。

アラミス@美弥ちゃんはプレイボーイな優男で麗しい。

ポルトス@アリちゃんは大きなくまさんタイプ(笑)可愛いけど力持ちみたいな。

 

あとは、ベルナルド@かなと君

マゼラン@一樹さんの甥でダルタニアンたちの前に立ちはだかる敵役なのですが、美しいのに顔芸が凄い(笑)

あと、壁に囚われすぎww

どんだけ壁ドンしたかったんだよ。

 

展開は色々と突っ込みどころもありますが、夏休みらしく誰でも楽しめる作品になってるなと思います。

キャラクターは漫画チックなところもありますが、わかりやすいですしね。

それにしても、ちゃぴちゃんの存在感は凄いですねー。

太陽王の衣装がまず凄かったけど(笑)

女の子の姿は普通に可愛かったし。

ダルタニアンとの恋も可愛くて良かったなと思います。

女バレはベタすぎて笑いましたがw

月組の若いパワーを凄く感じた公演でしたね。

2017.07.25 Tuesday | 宝塚 | comments(0)
* 「A Motion」&「パーシャルタイムトラベル」メモ書き

ここのところ色々と立て込んでいて感想を書く暇がありませんでしたが、宙組の外箱には行ってきたので、今更感想をメモ書きで残しておきます。(段々と感想がテキトーになりつつあるなあ^^;)

 

まぁくんのコンサート「A Motion」は梅田の千秋楽に行ってきました。

歓声が凄かったです(笑)

普段の観劇では歓声が飛ぶことはほぼないので新鮮でしたね。

一幕の曲より二幕の曲の方が知っている曲が多かったので、やはり二幕の方が楽しかったです。

ロミジュリ、ミーマイ、ファントムが聴けたのは良かったですね。

 

それと、企画コーナーでは春瀬くんが暴走(笑)

まぁ様に言ってほしい台詞ということで、「拗ねている女の子に『おいで』って言ってほしい」とリクエスト。

拗ねている女の子役を春瀬くんが演じ、まぁくんに「おいで」と言わせていました(笑)

そして、まぁくんに抱きついた春瀬くんをりく君が引き離して、自分がまぁくんに抱きついていました。

春瀬くん、いいキャラしてるわ〜。面白すぎるよwww

 

こういう企画は普段はあまり舞台で見れない生徒さんの一面が見れるから面白いですね。

コンサートっていいなあ。楽しい。

 

 

そして、もう一つの外箱公演、ずんちゃん主演の「パーシャルタイムトラベル」

お話は、シンガーソングライターを目指すジャンが、ライブ中にチンピラ集団との喧嘩に巻き込まれるという場面から始まり、おいおいどうなるんだよ・・・と思いきや、タイムスリップに巻き込まれて現代と中世を行き来するコメディ。

ストーリーは結構しっかりしていて面白かったです(笑)

あと、コメディ場面が凄く面白かったww

正塚先生の脚本は人と人との掛け合いがすごく面白いです。

主演のずんちゃんは、前回のバウ「相続人の肖像」から物凄く成長していて、安定した実力を見せてくれました。

経験を積むとこんなに変わるんだなあってしみじみ思いました。

 

コメディ部分はららちゃんと朝央れんくんが結構持っていった感じです。

ららちゃん演じるシャーロットが暴走娘で面白いのと、デパートの通行人の女のインパクトが凄かったです。

朝央くんのサミュエルは正塚先生作品によく出てくる憎めないおとぼけ悪役キャラで面白かったです。

あと、真面目で堅物な侍女テスを演じるまどかちゃんも良かったですね。

ジャンがテスを好きになる過程がちょっと唐突な部分もありましたが、全体的にハッピーエンドで収まるラブコメディで上手くまとまっていたなあと思います。

てか、男女問わず登場人物でずんちゃんに矢印向いている人が多くてこれは笑ったらいいのか何なのかww

すっしーさんはやはりいい味出していましたし、二番手役の瑠風くんも存在感を増していて、若手ばかりでしたが充実した公演だったなと思います。

2017.06.25 Sunday | 宝塚 | comments(0)
* 言われているほど悪くない@邪馬台国の風感想メモ

花組『邪馬台国の風/Santé!!』に行ってまいりました。

とりあえずお芝居の感想の方を。

 

「邪馬台国の風」は「何かやばいらしい」という噂を聞いていたのですが、個人的には普通に楽しめました。

確かにツッコミどころ満載だし、生徒さんが真面目に熱演しているのに何故かシュールな笑いがこみあげてきたりなどはしますが、役が多いし、一回見る程度なら全然OKだなあと思います。

まあ、何十回も通うようなファンはちょっと辛いかもしれないなあ。

あんまり舞台が動かないですしね。

だけど、みんなが熱演してて良いものを作ろうとしているのはわかるので、応援はしたくなります。

 

以下、ツッコミどころなどを箇条書きで

・タケヒコと師匠との出会いから修行の場面、昔のRPGっぽい。

・タケヒコ成長して子役とみりおさんが入れ替わるのがシュール

・師匠「あっという間に大きくなったのう」→もはや笑うしかない客席

・クコチヒコ(キキちゃん)悪役かっこいいなー。

・タケヒコの仲間たちが個性的で楽しい

・イサカ(みれいちゃん)可愛いな。

・フルドリ(カレーくん)はイサカに片想いかー。

・ツブラメ(マイティ)は喋れない設定だけどガタイ良くて存在感あるなー。

・連合国の奴王(あきら君)とアケヒ(じゅりあさん)の悪役がいい感じ。

・ヒミコ(マナ)の仙名さんは上手いなあ。

・お祭りの場面は盛り上がる場面のはずなのになんかシュールだ・・・

・ヒミコと密通の嫌疑でクガタチにかけられるタケヒコ

・しかし熱湯に突っ込んだ手は無事!「きっせーきだ!」

・「薬草と冷たい水のおかげだね」→????

・その後、なんか色々あってキキちゃんの敵国が攻めてきたー!

・何だかわからないうちにタケヒコの仲間たち全員死亡(ポカーン)

・タケヒコとクコチヒコの戦い!!

・あれ?なんか意味わからんうちにクコチヒコ死んだ???

・タケヒコも力尽きた!!

・暗闇の中で死んだ仲間たちが一人ずつ「立つんだタケヒコ!!」

・マイティ喋るのかよ!!(嬉しいけど)

・っていうか、仲間たち死ぬ意味あったの!?生きてても良かったんじゃ?

・なんでクコチヒコが死んだのかよくわからないうちにエンディングへ

・前世で会ったことが云々とか昔の約束って何????

 

 

さて、続いてショーですが、こちらはワインをテーマにしたショー。

オープニングはキキちゃん、あきら君、ちなつさん、カレーくん、マイティの女装から始まります。

みんな普通に綺麗だったと思いますww

みりおさんが中詰で女装させられていたのはちょっと謎でした。

仙名さんはトップ娘役として今回がお披露目公演ですが、安定していて上手いなあと思いました。

カレーくんが場面を色々と持たされていてぐぐっと存在感をアップさせていましたね。

あと、マイティの背筋凄い!!筋肉凄いなあ!

今回は2階席だったので、売られているグラスをどう使うのかはよくわかりませんでしたが、1階だと生徒さんが乾杯しに来てくれるんですかね?

そうそう、今回ラストのフィナーレで幕が降りる前にみりおさんがせり上がっていたのが衝撃でしたww

そこで上がるのか―!的な感じで。

幕降りる直前にせり上がるのは初めて見たかもしれないです。

2017.06.10 Saturday | 宝塚 | comments(0)
* 月組『瑠璃色の刻』雑感

月組ドラマシティ公演『瑠璃色の刻』に行ってまいりました。

美弥ちゃん主演おめでとう〜!!

 

さて、今回のお話は、美弥ちゃん演じるシモンとかなと君演じるジャックがサン・ジェルマン伯爵とその従者に成りすまし、貴族たちに取り入ってお金儲けを企むのですが、そのうちフランス革命が起こって、結構どこかで見たような話が始まりだし、それぞれ革命の渦へと巻き込まれていく・・・というお話。

 

てか、宝塚ってフランス革命ネタ多いですよね。

マリーアントワネット、ルイ16世、ネッケル、ロベスピエール・・・この辺の登場人物は毎度おなじみのメンバーって感じがします。

今年でいえば、ロベスピエールはスカピンでも観たし次の望海さんのお披露目公演でもやるみたいですし。

今回のロベスピエールは宇月颯さんがやっていたんですが、革命の時のダンスがすごくカッコよかったです。

しかし、あの革命で銃を持って民衆たちが踊る場面・・・ものすごくデジャヴ。

月組でああいう場面を最近観た気がするんですよね。

ほら、ベルばら(2013年)とか1789(2015年)とか・・・(笑)

月組はここの所2年に1回はバスティーユ攻撃をしているっていうね。

 

この公演は月城かなと君の月組デビューでもあります。

かなと君演じるジャックは今回美弥ちゃんのシモンとコンビ的な存在なので、二人の掛け合いや絡みが多かったのですが、なかなかいいコンビだったんじゃないかなーと思います。

とにかく、二人とも美しくて麗しいし。

二人ともそれぞれキャラが立っていてよかったです。


ストーリー的には、そんなこんなで最初は仲のいい友人でコンビを組んでいた二人が意見のくい違いから対立するようになり、フランス革命で貴族と民衆側に別れて、最後に対峙して一体どうなるのか?・・・という筋なのですが、シモンとジャックの心情的なものが脚本的にちょっと描写不足な感じはありましたね。

シモンとジャックが最後に心変わりする決め手みたいなものがなんかよくわからないというか。

海ちゃん演じるアデマールが、最初はアントワネットを憎んでいたのに、最後まで傍でお仕えしようと心変わりする場面もなんですけど・・・。

 

演出面をいうと、大がかりなセットが盆のようにくるくる回って小劇場とは思えない場面転換でしたし、場面は絵面が美しいし、時折出てくる黒天使ダンサーみたいなのもカッコいいし、色々と凝っていてよかったんですけどね。

フィナーレもかっこよかったですし。

 

あとは、アントワネット役のさち花さんが上手かったのと、ネッケルのまゆぽんの貫禄、旅芸人のルネくんがいい味出して目立っていてよかったです。

 

そうそう、今回また「翼ある人びと」のクララのドレスが使われていました。

ポスターのあれです。

このドレス、結構いつも気になってしまうんですよねー。

同じ原田先生の「ノクターン」でも使われていましたよね。

「瑠璃色の刻」では、マリーアントワネットのさち花さんが二回ぐらいこの衣装を着ていたんですよね。

アントワネットの衣装にしてはちょっとおとなしめな感じかなあと思ったのですが、あれは財政が悪くなってだんだん質素なドレスになっていってる場面だったのかなあ。

 

そういうわけで、お芝居に関してはややつっこみどころはあるにしろ、色々と見どころはあって楽しめました。

かなと君と月組の相性も結構いい感じだったので、次の三銃士も楽しみです。

幕が開くまでわかりませんが(笑)、小池先生に期待ですね!

2017.05.05 Friday | 宝塚 | comments(0)

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